前立腺肥大症
前立腺肥大症とは、膀胱の下にある前立腺が加齢とともに大きく肥大して、尿道や膀胱を圧迫し、排尿障害が起こる病気で、60歳以上の人に多くみられる疾患です。
症状
症状として、頻尿や急な尿意にがまんができなかったり、夜間の頻尿、排尿の困難、残尿感などがあげられます。
最悪の場合には排尿困難が強くなり、尿がまったく出なくなる尿閉の症状があらわれます。
治療について
症状の程度等により、治療方法は異なりますが、軽度の場合は薬物療法、重症の場合は、手術療法を行うこともあります。その他、尿の通り道を確保する尿道ステント法や、カテーテルという管を尿道から膀胱に通す導尿法などもあります。