間質性膀胱炎
間質性膀胱炎とは、上皮と筋肉の間にある間質が慢性的に炎症を起こす慢性膀胱炎の一種です。
女性に多くみられ、頻尿、残尿感、膀胱痛などの症状が挙げられますが、他の膀胱炎よりも症状が重い病気です。
原因
原因としては、膀胱内側の細胞異常や、アレルギー、血液の循環問題、尿の物質に毒性のある物質がまじっているなど、色々な説がありますが、はっきりとした原因はまだ見つかっていません。
治療について
症状は、細菌性の膀胱炎と似ていますが、細菌によって起こるものではないので、治療法も異なってきます。
治療法としては、膀胱を水圧でひろげる「膀胱水圧拡張術」や、薬による治療等があります。
ただ、間質性膀胱炎の場合、まずは急性膀胱炎と診断される場合もあり、抗生物質を処方されることも多々あります。
前述の通り、急性膀胱炎とは治療法が違ってきますので、抗生物質を服用し続けても症状が改善されない場合には速やかに医師に相談しましょう。