男性更年期障害/LOH症候群
以前は更年期障害というと、女性特有のものというイメージがあったかと思いますが、男性にもテストステロンというホルモンの減少により男性更年期障害(LOH症候群)があります。
症状
自律神経の障害が主な症状となり、日常生活でのストレスや過労、栄養不足などが複雑に関わりあい、気力や意欲がなくなったり、イライラ、頭痛、精神不安、ED(勃起不全)など、色々な症状が現われます。
治療について
治療には漢方薬、抗うつ薬、抗不安薬を用いたり、重症の場合、男性ホルモンを注射で補充する治療(男性ホルモン補充療法)もあります。
症状が多岐に渡るため、患者様個々の原因や症状を見極め、状況に応じた治療方針を相談して決めていきます。
また、運動をしたり、ゆっくり休んだり、ストレスをためない生活をこころがけることで、男性更年期障害の緩和や予防に繋がります。
一度、日常生活を見直し、立て直してみるという事も大切な事となります。